単眼が好き。ときーです。
先日Twitterを眺めていたところ、このようなツイートが流れてきました。
近年よく堕ちるエルフの主張 pic.twitter.com/7vsXwQVPeH
— 天原 (@amaharateikoku) August 22, 2017
こういうのいいですよね。凄く好きです。RTいいねしました。
そこで終わっておけばいいものの、エルフって性欲あるのだろうかとか邪な考えが湧いてくるのがキツい系オタクです。
そんなキツい系オタクの僕が無い知識と想像力をフル稼働させた考察を下記に残していきたいと思います。
まえがき
エルフといえば現代のファンタジー世界における亜人の中でも極め
そして当然ながら(?)性的対象として消費されており、
亜人を扱った作品の件数が不明だったので僕の憶測です。「
「その3つを一緒にするな!」というガチ系の人はごめんなさい。
商業・同人問わず所謂エルフ属性のキャラは数多く存在し、年代を越えて愛されるキャラクターであるといえます。
僕はエルフ好きではないのですが、幼い時分に「エルフを狩るモノたち」という異世界でエルフの服を脱がしまくるアニメを当時リアルタイムで見ていれば、エルフ属性に傾倒していた可能性があったかも知れません。
そのくらいエルフ属性というのは魅力がたくさん詰まっているわけです。因みに僕は律子が好きです。
そもそもエルフとは
そんなこんなで、エルフの性事情を考えていく前に僕のエルフ知識はどんなものかと書き出してみたところ
- 尖った耳←重要
- 深い森で平和にひっそりと暮らしている
- 力はないが、魔法や超能力が使え高度な技術力を有する
- 不老長命(不死ではない)
- 容姿は人間に近く、男女共に整った容姿(女性のみの作品も)
- 個体数はあまり多くない
このような感じになりました。結局僕の中では耳が尖ってたらエルフです。ハイラル人もエルフ。
僕の中のエルフ像は完全に「ロードス島戦記」のディードリットですが、昨今のエルフもディードから強く影響を受けているので、個人個人のエルフ像に大きく相違は無いのではないでしょうか。
次点で「ゼロの使い魔」のティファニアです。彼女は厳密にはハーフエルフなのですが、あのボリュームの前ではそんなことは些細な問題です。
北欧神話のエルフ
さて、そんなエルフですがどこが初出か調べたところ、どうやら北欧神話とからしいです。確かにフィヨルド感がありますね。
ゲルマン神話に起源を持つ、北ヨーロッパの民間伝承に登場する種族である。日本語では妖精あるいは小妖精と訳されることも多い。北欧神話における彼らは本来、自然と豊かさを司る小神族であった。エルフはしばしば、とても美しく若々しい外見を持ち、森や泉、井戸や地下などに住むとされる。また彼らは不死あるいは長命であり、魔法の力を持っている。
この辺りの解釈は現代日本のエルフ像とほぼ一致しています。
古代の王は美しいエルフの女性と出会って強姦したとの話もあるので、神話の時代からエルフって性的に消費されていたんですね。神話は基本的にろくでもないやつらばっかりです。
アルフヘイムと呼ばれるエルフの国に住み、自然を司る精霊であるエルフ達、ギリシア神話のニンフのような妖精と同じ扱いと考えて良いのでしょうか。
こうなるとフェアリー等とごちゃごちゃになりそうなので北欧神話は一旦置いておきます。
それ以外のエルフ
一方で現代ファンタジー作品に大きく影響を与えたJ・R・R・トールキン著の「指輪物語」も見逃せないですね。若い世代にはロード・オブ・ザ・リングの原作と言ったほうが伝わるかもしれません。
指は物語でのエルフは僕が先程挙げたエルフイメージと一部大きくかけ離れていて、身体能力は人間に大きく勝り、殺戮なんてなんのその、森以外でも全然暮らしますし長命どころかほぼ不老不死ですよと夢をぶっ壊しにかかっています。なんとなくファンタジー世界のケンタウロス族みたいです。
一方、日本でのエルフ像というものは先程述べた通りで、ロードス島戦記のディードが形作ったと言っても過言ではないのですが、実のところほとんどが北欧神話のエルフのそれと同じなんですよね。
違いがあるとすれば尖った耳くらいで、その他大きく違う点は見当たりませんでした。
なので、現代ファンタジーにおけるエルフの性質自体は北欧神話のものと考えて良いでしょう。
むしろ先程の僕のエルフ観と北欧神話を比べても相違ない気がします。
これを前提条件として良いのではないでしょうか。
- 尖った耳
- 深い森で平和にひっそりと暮らしている
- 力はないが、魔法や超能力が使え高度な技術力を有する
- 不老長命(不死ではない)
- 容姿は人間に近く、男女共に整った容姿(女性のみの作品も)
- 個体数はあまり多くない
エルフの生殖行為について
さて、前置きはこのあたりにしていよいよ本題なのですが、件のツイートを見て僕が最初に思ったことが
「エルフって性欲あるの?」というところで、次に思い浮かんだのが「そもそも生殖行為が必要なのか」
というところでした。
やはりエルフは何百年も生きてるイメージがあったので、子供を産むという部分にしっくり来なかったんですね。
そもそもエルフが神話由来ということなんですが、神話ってくだらない産まれ方すること多いじゃないですか。
ゼウスの頭かち割ったら中からアテナが出てきたり、イザナギの左目から天照大神が出て来る世界なので、神話に登場するエルフも生殖行為を必要とせずに種を反映させてもおかしくなさそうですよね。
これに関しては先程書きましたが、どこかのろくでもない王様がエルフを強姦したということで性器まわりの問題はクリアーとなります。
そしてその強姦の末に子供が産まれたそうなので、神話由来でもしっかり子孫繁栄のためには生殖行為が必要ということもわかりました。ここで産まれた子供は所謂ハーフエルフになるのでしょうが。
個人的には仮にエルフが子孫を残すために性行為が不要であれば、性器が「ただ快楽のためだけに存在する」説が立証できたかもしれなかったので非常に悔しいです。
では、エルフが子孫を残すために生殖行為をという一般的な動物と同じ過程を踏まないといけないということがわかったところで、エルフの性欲について考えてみましょう。
我々人間、中でも男性は一般的に10代の半ばから20代半ばまでがピークで、それ以降次第に減少していくと言われています。
一方女性は男性に比べ、10年程度遅れてピークに達すると言われており、期間については男性とさほど変わらないようです。
そして肝心のエルフなのですが、エルフは人間と比較してもかなり長寿で、数百歳というのが当たり前の種族です。
ここでは仮に人間の10倍である800歳を平均寿命としましょう。
そうすると男性エルフの性欲のピークは150歳から250歳の100年間にも及ぶと考えられないでしょうか。エルフの里はかなり大変なことになりそうです。
しかし、これには問題もあります。エルフは基本少人数の民族ということです。
彼らの社会は我々人間の社会のように世知辛い社会ではありません。
経済面での負担が無いと推測出来るので、結婚についてや子供についてなどで金銭面で悩むことがないのです。
そんな生活の中で性欲のピークが100年も続けばどうでしょうか?産まれては新しい子を作り、また産まれては新しい子を作るでしょう。いくら高潔な存在であるエルフとて中○しキメまくっても不思議じゃありませんね。
そして平和な森で暮らしているエルフ達です。脅威になるような外敵もいないのでスクスクと育っていくでしょう。
その時点で少人数の民族という前提がおかしくなってしまいます。
もしかしたら「エルフ増えすぎ問題」みたいなのが社会問題になり、神々の宮殿であるヴァルハラで議題にあがった末に主神オーディンの怒りを買って種の根絶に発展する可能性もステきれません。
オーディンに怒られないように少数民族を維持するのには何か理由がありそうです。
では何故エルフは少数民族のままなのか。
それを説明するために新たな仮説を提案するとすれば以下の3通り。
- エルフは妊娠する可能性が人間に比べかなり低い
- 寿命と同じで胎内に子を宿してから産まれるまでが10倍=8年強かかる。
- そもそも性欲ピーク期間10倍が極端過ぎる。人間と同じかそもそも体感時間自体が人間と変わらないよ。
最後の説で攻められると僕に勝ち目が無いので今回は見逃して下さい。本記事では10倍説のままいきます。
エルフは妊娠する可能性が人間に比べかなり低い説
この説は割と現実的で、長命な種でも数が増えすぎないという点では一番無難です。
そして何よりの理由として、近代におけるエルフのチョロい扱いにあります。
最近の異世界ファンタジーでは人間以外に様々な種族が登場し、現実世界では冴えない人間の主人公に思いを寄せます。エルフもその限りではありません。
美形で同じ種族であるエルフの男性ではなく人間の男性に恋をする。
エルフは妊娠しにくい。
という点を踏まえて導き出される答えは
エルフの男性の精○はパワーが足りない
という答えに辿り着きます。
エルフが種として繁栄しないのは、エルフ男性の精○があまりに薄く、あまりに貧弱で女性エルフを妊娠させるに至らない。ということです。
しかし、人間の男性はそうではありません。元気いっぱいで逞しいエリート揃い。所謂濃いメンツと呼ばれるものがこちらにあたります。
エルフの女性は子孫を残すという動物の本能に従ってより強い雄を求めた結果、現実世界では冴えないクソオタクの主人公に恋心を抱くのでしょう。
これこそが、エルフは妊娠しにくいという何よりの証明に繋がります。
そして次の説
寿命と同じで胎内に子を宿してから産まれるまでが10倍=8年強かかる説
です。実はこれにも裏付けとなる根拠があります。
産まれるまで10倍かかるとすれば、女性の体に負担がかかる期間も人間の10倍というわけです。当然ポンポコポンポコ産むことは不可能ですね。出産の適齢期はあっという間に過ぎていきます。
そして、成長自体が人間のそれの10倍遅い可能性が非常に高いです。高いんです。
成長が10倍遅いということは、人間の赤ちゃんが生後半年ぐらいから始まり1年弱続く夜泣きも10倍です。10倍だぞ10倍。
10年近く毎晩夜泣きをされてはエルフママも堪りませんね。ノイローゼどころの騒ぎではありません。
10年間も眠れない日が続くと精神的に参ってしまい、エルフママ自ら命を経つ・・・・
というようなことは物騒なのでなしにしましょう。
いかに性欲があるエルフの男女とて、そこまでに過酷な未来が見えていれば子供を作るのも億劫になりそうですね。
なので、実は避妊には物凄く気を使っているのかもしれません。
なお、エルフの成長がサイヤ人式で最も戦闘に適した時期が長いように「最も美しい見た目の時期が長い」という可能性については考えません。悪しからず。
どちらの説にしても、エルフ社会は少子化に悩まされていそうです。
おわりに
とある絵付きツイートを見てインスピレーションを感じたのでいざ書いてみたのですが、「現代ファンタジー」とタイトルを付けておきながら、基本的に北欧神話ベースで書くというよくわからない内容になってしまいました。
しかも内容が特に結論も出さず、仮定だけを並べ立てて投げっぱなしになってしまったことをお詫びします。
元々文章を書く構成力も無ければ語彙力にも乏しい人間なので、もっと相応しい誰かがブラッシュアップしてくれるのを祈っています。お読み頂きありがとうございました。
しかし、生殖行為は不要で快楽のためだけに性器が存在する説はかなり興奮出来るので今後はそちらを推していきたいと思います。
商業誌でオススメのエルフ本あったら教えてください。出来ればおねショタ和姦がいいです。
では。
コメント