※本記事はTHE IDOLM@STER Prolog SideM EPISODE of Jupiterのネタバレがあります。
ネタバレと言うか全編通しての感想なのでかなりアカン事になっています。まだ見てないという方、ネタバレがダメな方は一旦お帰り下さい。本編を見てからまた来てくださいね。
いやー315でしたね!315以外の言葉を忘れたオタクになってしまった。
アイマスPはライブの後アイマス最高以外喋れない系オタクに成り果てますが、今回のEpisode of Jupiterのあとも同じ現象が起きています。
とりあえず感想に行く前に、僕はSideMPなのかどうかというところが曖昧なのでその辺についてもちょっと話します。
多分飛ばしていいと思うので、↓のリンク押して下さい。
むしろ恥ずかしいから飛ばして。ほんとに。
こんなきっしょく悪いオタクの自己紹介なんていらないと思うのでジャンプボタン置いたんですけど、これ読む人はなかなか狂気じみてませんかね。僕だいぶ気色悪いオタクなんですけどね。
Jupiterとの出会いって、2010年9月18日じゃないんですよね。認識はしてたけど視界に入れてない状態。
なんて言っても2010年9月18日は怒首領蜂大往生デスレーベルの世界初のクリア者が出た日です。MON氏すげえ。
失礼。
所謂9.18事件ですね。
実際当時の僕はPかと言われれば微妙だったんです。
ニコマスを眺めるだけのただのニコニコユーザー。担当アイドルは居ないけど好きなキャラクターは天海春香、よろしくお願いします。
箱○は持っていたんですけどSTG専用機だったので箱マスはやっていなかったんですよね。
これはセガサターン・ドリキャスは持っていたけどサクラ大戦専用機だったのにXBOXでは逆転したときー七不思議の一つです。
だからアイマスに関するニュースを今ほど積極的に回収しに行ってなかったので、その事件もどこか蚊帳の外でした。
そんな若き日のときー少年(キモヲタ)、アルバイト中に中学校の同級生山下君(仮名)(キモオタ)とオタクトークを繰り広げる事が多かったのですが、彼が重度のアイマスP。
山下君(キモオタ)から9.18事件のお話をフンフンと聞いてた僕としては
「アイマスに男が出てきた!」
とか
「可能性を生み出しただけでアウト!」
みたいなお話より
「伊織がサブキャラになった。モブになった」
「俺もう無理。バイトやめよかな。死のかな」
「サクラ大戦3のロベリアが4でサブキャラ落ちしたらお前はどう思うよ」
「ストライクウィッチーズ2でエーリカ・ハルトマンが他部隊に行って出てこなかったらお前もキレるだろ!!
ときー「サクラ大戦4はそもそもキャラ多すぎて全員中途半端だったしなあ・・・」
そんな話しかしてませんでした。
リアルなキモヲタトークを繰り広げていたキモヲタとキモヲタだったので、男アイドルが出てきたとことによる大炎上とは無縁でしたね、ええ。
7年前ってTwitterも今ほど流行ってなくて、情報は自分で収集しないといけない時代だったのでJupiter方面であまりネガティブな話を聞かなかったんですね。
そりゃ聞かないと言ったら嘘になりますけど、そこまで派手にぶっ叩かれていたのは後から知りました。
まとめサイトで目には入ってたけど、山下君から情報を入れ込まれてた僕ですからね
「伊織がプロデュース不可なんてなんたる所業だ、俺達の釘宮理恵を返せ。誰よりも誇り高くアイドルとしてのプライド、プロ意識を持った伊織を返せ」
それしか頭にないキモヲタ、まとめサイトのネガキャンを読みたくないでござるの巻。
男が出てくるよりヒロインがいなくなる方がやべえよ。
で、2が発売されてからニコニコ動画に2の動画が上がって、アリギルも恋はじも見てたんですけど、あんまりネガティブなコメントが見受けられなかったんですよね。タイミングの問題かそもそも2全体に対する不満の声が目立ったのか。
なもんで、アニマスでJupiterが出てきた時も「お、こいつがアイマスの男キャラやな~。アリギルダサかっこよくて好きやぞお前ら」ぐらいなノリ。
特別な思い入れもなければ、別にいらないキャラでもないよねって。
好きの反対は嫌いじゃなくて興味がないとは言いますが、当時アイマスライトPだった僕としてはお恥ずかしながら土俵にすら立てていなかったんです。
まあそんな印象だったJupiterだったんですけど、アニメが進行するにつれて彼らのアイドル活動に対する想いとか、ファンのために頑張ってるところとか、回転寿司屋のハンバーグが意外としっかりしてるとか、色々な面が見えてきて
「もうなんなんお前ら、好き」
オタクは基本的にチョロい。
だからSideMってコンテンツが始動した時も嬉しかったし、OFAで冬馬のバーストアピールにキレてたし(?)、10thの休憩時間にドアラ流れた時も嬉しかった。
SideMのゲームをしっかりとやってたわけじゃないから一定の距離感があって、曲は聞いてたけどちゃんとPを名乗れるかは怪しい立ち位置だったんですけど、彼らが315に熱い男たちということはしっかりわかっています。
こんなこと言うと昨今の増田Pに怒られそうだな。
そんなSideMが今回アニメ化、Jupiterが961プロを抜けてから315プロへ入るまでの軌跡を映像化ということで、彼らの新しい物語が見れるのには涙を禁じ得ない。
さて、見た感想ですね。
感想だけ好きに書き連ねるとかなりとっ散らかりそうだったので、一応時系列ごとに感想をば。
OPはアリギルからスタート。
聞いたのSSAの合同以来ですかね。。。ごめんよJupiter。
開幕で既に315以外の言葉が喋れなくなった。ずるい。
これは劇場版のOPで歌マスが流れたぐらいの火力がある。
そういえば妙にシャイニーフェスタのedeNっぽかったですね。多分なんの理由もないと思うんですけど。
ライブ後、スタッフたちとプチ打ち上げをするJupiter。
大手事務所時代ではありえなかった、顔も名前も知らないようなスタッフ達ともこうやって手を取り合って協力してライブを作り上げる。いいじゃないか。
そしてスタッフの「俺達は全員Jupiterのファンだから」というセリフも、Jupiterの3人の人柄が見て取れますね。
いっぱい食べる翔太が好き。
そして元トップアイドルというところで、様々な事務所からスカウトを受ける。
汚い大人はお金のことばっかり。カネカネって言うんじゃねえよガキのくせにオォン?
今で言うと稲垣、香取、YouTuber草彅にスカウトが殺到してるって具合でしょうか。実際固定ファンが居てビジネス的には大チャンスですからね。生々しい。
事務的な対応は一番大人の北斗がやってるのもいいですね。
そんな中、他の金に目がくらんだスカウトマンではなく、Jupiterの中に光るものを感じてスカウトしに来た斎藤社長。パッションなのに髪の毛がある。
ライブを直で見ての感想をしっかりと言ってくれてるのは嬉しいものだ。3人は突然の圧倒的熱量に押されてはいたけど、内心は嬉しかったでしょうね。
アイマスの社長はみんなどこかおかしいところがあるみたいだ。基本真っ黒だし。
で、今回で再認識したのがやっぱりJupiter3人のバランス感ですよね。
お互いがお互いのことを大好きだからこその役割分担と言うか、メンバー最年長で大人な北斗が関係各所への窓口であったり事務的な部分を担当して、翔太もエゴサしてファンの生の声を拾ってくることで原動力にもなるし課題発見も出来て、清涼剤としての役割もある。
そして冬馬はリーダーとして二人に支えられながらもしっかりと引っ張っていくバランス感ね。北斗も翔太も冬馬のこと大事にしすぎて315かよってなった。
ときー「この3人の絆ならこの先どんなことがあってもうまくやっていけるんだよな~。315なんだよな~」
善澤記者のインタビュー一つとっても2人が冬馬を気遣ってるのがわかってとてもいい。というか善澤さんもまたアイマスの世界をつなぐ男じゃなかろうか。
そして大挙して出待ちするファンたち。ここがこのお話の重要な部分ですね。
自分たちの力でやっていくことに関してやりがいを感じているけども、キレイな部分だけではない。悲しい顔をするファンも大勢いるという事実を突きつけられて、現実を直視しないといけないシーン。
上手くやっていけてたつもりだったけど、見えない部分で問題が進行していたんですね。
その後のプロデューサー(?)との会話で何かしら揺れ動かされるものがあったのでしょう。さすが有能Pだ。ポエムバトルでもしたのかな。
例のピアノバーで会話をする善澤さんと斎藤社長。小鳥さんは歌ってません。
こういうところ回収してくれるからアイマススタッフ好き。
この二人が接点あるとすれば、斎藤社長と高木社長、黒ちゃんが交っている可能性もあるのかな。あったら嬉しい。
そして若干唐突に差し込まれた感のある春香のシーン。
つーか僕達の天海春香さん、可愛くない?
劇場版でのシーンを視点変えて描いてたけど、天海春香さん劇場版のときより清さまして無かった?中村繪里子がドラマチックモードに入ってたに違いない。
冬馬の「あのプロデューサー、案外出来るやつだった」という発言はプロデューサーというものの重要性を理解させるために必要だったのかもしれない。
劇場版のときには何気なく差し込まれたセリフでも、こうして今回収してくれるのは非常に良い。
この時の春香は狂犬沢志保と絶賛バトル中ですが、内容は違えどどちらも悩み抱えているんだなあと。
それに対する冬馬の「あいつなら大丈夫だろ」ってライバル感がすごい。NLとかそんな話じゃなくて本当にライバル。
そして、765達のアリーナライブへ。
多分ここで765のライブを見てライブのクオリティもさることながら、それを受けて笑顔になる会場いっぱいのファンを見て自分たちが本当にやるべき事を理解したんじゃないでしょうか。
アイドルの一番の役目はファンに笑顔を届けることですもんね。
しかし、やっぱりあのライトに照らされたシルエットと幕が上がってくるところは最高だ。映画館で見てボロボロ泣いたのをなんとなく思い出してしまってセンチメンタルときーだった。
そしてカレー。アイマスはカレー。
少し細かい部分になるけど、基本的にBGMはアニメアイドルマスターのものを使用されていたんですよね。
というのも、このお話はJupiterの転換期のお話だから、前半は「アイドルマスター」のお話。だからBGMもアニメアイドルマスターのもの。
しかし、アリーナライブが終わった後のこのカレーのシーンで彼らは315プロ所属を決意するわけです。そして流れるBGMは「DRIVE A LIVE」
「アイドルマスター」におけるJupiterと、「SideM」におけるJupiterとしての架け橋というか、アイドルマスターの延長線からSideMの世界が動き出した象徴的なシーンですね。
ときー「ずっとずっとその先へ世界は動き出すんだよな~。今始まるストーリーなんだよな~。最高なんだよな~」
そしてBNFライブ。作画がやばい。デレOPの卯月パートがずっと続くぐらいやばい。
BNFが始まる前は旧Jupiterロゴだったのに新ロゴになってすごく良い。よきよき。
新生Jupiterの第一歩として、今まで使ってきた小さい会場だからこそ意味があるものですね。世話になってきたところから羽ばたく意味も込め、これからのきらめく舞台を夢見て。
どことなくデレアニの楓さん回を思い出し、アニマスのりっちゃん回も頭に浮かんできました。そういえば全部サイリウム緑だこれ。
しかしこのライブシーンは会場の小ささがしっかり伝わってくるもので、大きく見せるより逆に難しそうですよね。
それでもしっかり表現として落とし込んでくるのは流石。
最後はJupiter、ドラスタ、山村、社長、プロデューサー(?)が事務所に揃って新しいスタートを予感させる終わり方。(時系列的にはライブより前)
翼でけえな。
全体で見るとJupiterのこれまでとこれから。
Jupiterが315プロに参画したのは自分たちだけの力ではファンを笑顔にすることに対して限界があったこと、全てのファンを喜ばせるアイドルとしての正しい姿みたいなものを再認識して、それを達成するにはやっぱり事務所に所属しないといけない。
315プロにJupiterがいる理由をしっかりと回収して整合性を取ってきたのは非常に良かった。
アイドルとしての華々しい部分だけではなくて、運営周りのリアルな部分を描写してくれるのがアイマスで、今回はそれを上手く使って事務所に所属していないからこそ出てくる問題をうまくつなげたなと。
昨年のゆくM@SくるM@Sでランティスの斎藤Pが「SideMはアイドルマスターの歴史を受けて凄く大切に作ってる」と言ってたけど、この0話からもう最大限のリスペクトが感じられて、性別は違えどやっぱりアイマスはアイマスなんだって思った。
勿論、ランティスは音楽周りライブ周り担当だから、アニメ担当じゃないけど、芯は一つ。
長々と語ってしまいましたが、これからの315プロの物語を見たくなったとてもいい作品でした。
お読みいただきありがとうございました。315!
では。
コメント
お疲れ様です。凄くいい作品でしたし書いてあること全部同意です
765デレミリだけでサイドMは追ってませんでしたがアニメから入ります